暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?夏バテされていませんか。
ここ何日か雨が降るごとに秋の気配も感じられるようになってきたと思うのは私だけでしょうか?
練馬の畑も『夏』仕様から『秋』、『冬』仕様に向け、急ピッチで準備が進められています。先日ちょっと農家さんにおじゃましてきました。
こちらの小さな可愛らしい苗は冬のお鍋に欠かせない「白菜」の苗です。
収穫が終わったトマトに使われていた大量の「支柱」の後片付けもされていました。
そんな夏から秋冬に向けて野菜の栽培が移り変わるこの時期に、まだ名残り野菜で大活躍しているのが今日紹介させていただく「モロヘイヤ」です。
モロヘイヤの歴史はとても古く、インドやエジプトでよく栽培されてきました。アラビア語でモロヘイヤは『王様の野菜』とも訳され、あのかの有名なクレオパトラも食した野菜とされているのは有名な話です。
栄養価的にも抗酸化作用の高い栄養素が豊富です。特にビタミン、カロチンやカルシウムは桁外れの量を含んでいます。これらの栄養素は夏の時期に特に気になる、紫外線ダメージから肌を守ってくれる働きを持っています。
それではそんなモロヘイヤを使った夏にぴったり!ササっと作って食べられるおかずのレシピを見ていきましょう。
「ホタテのモロヘイヤわさび掛け」レシピ
材料(4人前) モロヘイヤ:2束 ムキホタテ(刺身用):4個 薄口醤油:大さじ1杯 チューブわさび:小さじ1杯 |
①刺身用のホタテを三等分ぐらいに包丁でカットする。
②モロヘイヤを写真のように葉の部分でちぎる。ちぎった葉っぱ部分はよく洗う。熱湯でサッと湯がいてから、氷水でしっかり冷やす。
(今回は柔らかい葉の部分だけを使います。写真は葉っぱをとった後の状態です。)
③②のモロヘイヤと分量の薄口醤油、わさびをフードプロセッサーに入れてしっかりかけて細かくペースト状にする。
④①のホタテを器に盛り付け、③のモロヘイヤをかけて完成
≪ポイント≫
【1】わさびが苦手な場合はわさび抜きにするといいでしょう。
【2】出来上がったモロヘイヤが残った場合、次の日、冷奴にかけたりすると美味しく活用できます。
【3】モロヘイヤの茎の部分は硬い場合があります。その際は今回のように葉っぱだけを使うと良いでしょう。