最近まだインフルエンザが流行していますね。
色々な要因が考えられますが、その中のひとつとして上げられるのが「冷え」です。その冷えとはそもそもどういうものなのか、何が原因なのか、そしてどうすれば良いのか?を知って元気な私になりましょう♪
冷えとは?
冷えとは体(特に腰から下)が冷えること。そういう病気を指しますが手足だけが冷たいという症状が多くみられます。
冷えは女性特有の症状と思われがちですが、生活環境や習慣、運動不足などを背景に男性にも悩む人が増えています。
冷えにより、胃痛、便秘、しもやけ、腰痛、神経痛、肩こり、肌あれなどが起こりうると考えられています。
また、女性の場合は、生理痛や生理不順、PMS(月経前症候群)、不妊なども、冷えによって起こると考えれています。
(引用元:https://mycarat.jp/articles/15)
冷えの原因には、自律神経の乱れと加齢や筋肉量の減少、骨盤の歪み、腸内環境があります。若い世代の冷え症の原因のほとんどはストレスによる自律神経の乱れです。
冷えのタイプあなたはどっち?~自律神経の乱れタイプ~
では冷えとはどういうものなのかを学んだ後は、実際にあなたの冷えのタイプがどこから来ているのか調べていきましょう。
冷えのタイプは大きく分けて2つ。
ストレスや生活習慣を原因とした現代的な冷え性の【自律神経の乱れタイプ】と筋肉量の減少や基礎代謝の低下で全身が冷えやすい【加齢・筋肉量の減少タイプ】です。
まずは【自律神経の乱れタイプ】のチェックから♬
以下の7つの項目のうち当てはまるものがいくつあるか見ていきましょう。
□手先や足先が冷たい
□肩こりが」ひどい
□生活が不規則である
□運動はほとんどしていない
□ストレスを感じやすい
□冷房の利いた場所で長時間過ごす
□冷たい飲み物や食べ物をよく摂る
□入浴はシャワーだけで済ませる
いかがでしたか?4個以上チェックがついた人は
ストレスや不規則な生活、過労、睡眠不足、夏場の過剰な冷房などにより自律神経のバランスが乱れ、血行が悪くなることで冷えが生じてるタイプ。末梢血管の血行が悪くなるため、手や足先が冷えやすいのが特徴です。
≪アドバイス♬≫
●リラックスの時間を意識的につくる。
●リラックス効果の高いハーブティーを活用。
●入浴やストレッチで全身を緩める。
冷えのタイプあなたはどっち?~加齢・筋肉量の減少タイプ~
ストレスや生活習慣を原因とした現代的な冷え性の【自律神経の乱れタイプ】のチェックはいかがでしたか?
続いて筋肉量の減少や基礎代謝の低下で全身が冷えやすい【加齢・筋肉量の減少タイプ】のチェックです。以下の6つの項目にいくつ当てはまるかみてきましょう!
□体温が36℃未満である。
□ダイエットをしていないのに年々体重が減っている
□最近、転びやすくなった
□朝方に足がつりやすい
□肉や魚、乳製品をあまり摂らない
□運動はほとんどしていない
□65歳以上である
いかがでしょうか?4個以上チェックがついた人は
熱をつくる筋肉が衰えることから、加齢と共に冷えを感じやすくなります。筋肉をつくるタンパク質の不足も冷えの原因となります。加齢による冷え性は60代半ば頃から顕著に。食事や運動の両面からロコモ(ロコモティブシンドローム運動器症候群)ケアを心がけましょう。若くても筋肉量が少ない人は、このタイプの冷え性が起こることがあります。
≪アドバイス♬≫
●手軽な筋力トレーニングを習慣にし、筋力量を減らさない。
●食事ではタンパク質を必ず取り入れる。
●3つの首(首・手首・足首)やお腹周りはしっかり覆って体温を逃がさない。
終わりに
皆さんいかがでしたでしょうか?冷えと一言で言っても、蓋をあけてみると様々な要因で引き起こされていることがわかりましたね。そして両方の冷えタイプチェック項目に入っていたのが『運動』でしたね。体を動かして心身共にリフレッシュし、筋肉量を増やすことが、冷えを改善するのにとても大切なこともわかりましたね。
これから気候も良くなっていきますので、外で景色をながめながらジョギングしたりなんてのも良いですね♪
『冷えは万病のもと』
冷えを解消して元気に春を迎えましょう♪
【参考書:養命酒製造株式会社発行「未病セルフケアブック」】